一回しか押してねぇのに!そのイライラの正体はチャタリングだ
一回ポチッとしただけなのに、勝手にフォルダが開いちまったり、ファイル名を変更しようとしたら勝手に確定しちまったり。ドラッグ&ドロップしようとしたら途中で落っことすなんてのもあるな。
俺の指が震えてんのか?なんて不安になるかもしれねぇが、安心しな。そりゃお前の指のせいじゃなくて、マウスの持病、チャタリングってやつだ。
原因はハッキリしてる。マウスの中でクリックを受け止めてるマイクロスイッチって部品の寿命だ。カチカチやってるうちに、中の金属接点が摩耗したり、酸化して電気が通りにくくなったり、バネがへたったりする。そうなると、一回押しただけなのに、機械のほうがおっと、今2回信号が来たぜって勘違いしちまうんだよ。
静電気が溜まって誤作動してる場合もあるから、一度電池抜いてクリック連打して放電させると直ることもあるが、長年使ってるマウスなら、十中八九スイッチがいかれちまってると思っといたほうがいいぜ。
買い替えるのは簡単だが直せば数百円
メーカー保証が残ってるならさっさと修理に出せばいいが、保証切れの高いゲーミングマウスや、手に馴染んだ相棒をそう簡単に捨てられねぇってこともあるよな。
そんな時は、中のマイクロスイッチさえ新品に変えちまえば、新品同様のクリック感が蘇るんだわ。ただ、これにはちょっとした覚悟がいる。ハンダ付けの作業が必要になるからな。
用意するもんは、プラスドライバー、交換用のマイクロスイッチ、ハンダごて、ハンダ、そして一番大事なのがハンダ吸い取り線だ。スイッチ自体は一個100円〜200円くらいで買える。秋葉原とかのパーツ屋か、ネット通販で手に入るぞ。
ハンダごてを使った交換の具体的な手順
よし、腹括って直すなら手順を教えるぜ。
1. マウスを分解する
まずマウスを開くんだが、ネジが見当たらねぇことが多い。だいたいは裏面の滑り止め(マウスソール)の下や、シールの裏に隠れてる。ソールを丁寧に剥がしてネジを外せば、パカッと開くはずだ。無理やりこじ開けて爪を折らねぇように慎重にな。
2. 古いスイッチを外す
基盤が見えたら、クリック部分のスイッチを探せ。3本の足でハンダ付けされてる黒い四角い部品だ。基盤の裏側から、3本の足についてるハンダを溶かして外すんだが、ここでハンダ吸い取り線を使う。
コテで温めながら吸い取り線を押し当てて、溶けたハンダを吸わせるんだ。これをしっかりやらないとスイッチが抜けねぇ。無理に引っ張ると基盤のパターンが剥がれてジ・エンドだかんな。焦らず完全にハンダを取るのがコツだ。
3. 新しいスイッチを付ける
古いのが抜けたら、新しいスイッチを差し込んで、3本の足をハンダ付けする。ハンダを盛りすぎず、隣の足と繋がらないように(ブリッジしないように)、富士山みたいな形で綺麗に固定するんだ。熱を加えすぎるとスイッチの中が溶けちまうから、手際よくやるのがポイントだぜ。
4. 動作確認して閉じる
完全に閉じる前に、一度PCに繋いでクリックのテストをしてみな。カチッといい音がして、正常に反応すれば大成功だ。あとは元通りにネジを締めれば完了だ。
まぁ、ハンダごてなんて中学校の技術に授業以来触ってねぇって奴にはハードルが高いかもしれん。失敗したら完全に壊れるリスクもある。だが、自分の手で直した道具ってのは、愛着も倍増するってもんだ。捨てる神あれば拾う神ありじゃねぇが、捨てる前に一度、DIY精神で挑んでみるのも悪くねぇと思うぞ。
