ホーム » 家電の修理 » 引き出しが動かねえ時は原因を探るっちゅー話。

引き出しが動かねえ時は原因を探るっちゅー話。

引き出しが動かねぇ原因はいくつかある

毎日なんとなく使ってた引き出しが、急にガタついたり、開けにくくなったりすることあるよな?無理やり引っ張ったら壊れそうだし、中に詰めすぎたか?って考えるけど、実は意外なところに原因があることも多いんだ。まず疑ってほしいのは、スライドレールのズレや歪み。レールが曲がってたり、ネジが緩んでると、ガタついたり途中で止まったりすんだわ。

それだけじゃなくて、ホコリやゴミが詰まってたり、木製の家具なら湿気で膨張してる場合もある。これがまた地味にやっかいで、季節によって引き出しがきつくなるとか、開かなくなるってこともある。さらに、中にモノを詰めすぎて下がたわんでるとか、重みでレールに負荷かかってるなんてケースもありがちなんだよな。まずは一度中身を空っぽにして、動きの変化を見てみるのが手っ取り早いぜ。

修理と調整はそんなに難しくねぇ

引き出しが渋いと感じたら、まずは引き出しごと抜いてみよう。そんでレールの状態をチェック。曲がってるようなら、手やペンチでゆっくり戻してみる。ネジが緩んでるとレールが浮いて引っかかるから、その場で締め直すと一気に滑りがよくなるってこともある。

それと、潤滑剤の出番だ。金属レールや木の摺れ部分にシリコンスプレーやロウを軽く塗ってやると、スーッと動くようになる。潤滑剤がなければロウソクのロウでも代用できるってのは昔からの知恵だな。動かすたびにギシギシ音がするなら、だいたいこれで解決するはずだ。

湿気で木が膨張してる場合は、サンドペーパーで少し削って調整するやり方もある。ただし削りすぎるとガバガバになっちまうから、様子見ながら慎重にな。削るときは一気にやらず、ちょっとずつが鉄則だ。必要な工具もドライバーと紙やすりくらいで足りるし、分解せずにやれる範囲でも十分対処できるぞ。

普段からの手入れが引き出しを救う

トラブルが起きる前に、ちょっと気をつけるだけで引き出しの寿命はずいぶん変わる。まず、家具の設置場所。湿気がこもらねぇように、壁からちょっと離して空気が通るように置くのがコツだ。特に梅雨の時期や、暖房使う冬場は、室内の湿度に気を配っておくと木の変形を防ぎやすくなる。

掃除も忘れちゃいけねぇ。レールの部分にホコリが溜まってると、だんだん動きが重くなる。月イチくらいで引き出しを空にして、内側も軽く拭いておくといい。それに合わせて潤滑剤もちょっと塗っておくと、長くスムーズに使えるぜ。

そして一番大事なのが、「詰め込みすぎない」ってこと。重たいモノを上段に入れると負荷がかかりやすくて、ガタつきの原因にもなる。軽いもんは上、重たいもんは下。これだけ守ってりゃ、レールにも余計な力がかからず、長持ちするってわけよ。